酷暑の中で続く行方不明者の捜索 発生から1週間―ミャンマー地震

(VOVWORLD) - ミャンマー国軍は4日、これまでに3301人が死亡し、4792人が負傷、221人が行方不明であると発表しました。
酷暑の中で続く行方不明者の捜索 発生から1週間―ミャンマー地震 - ảnh 12025年4月1日、ミャンマー・ザガインでの地震後、負傷し病院で治療を受ける被災者(写真:THX/TTXVN)

ミャンマー中部を震源とする地震から1週間を迎えた4日も、倒壊した家屋などで行方不明者の捜索が続いています。日中の気温は40度近くに達する酷暑の中、がれきの中に数百人が取り残されているとみられ、救助隊が発見に向けた作業を続けています。

ミャンマー国軍は4日、これまでに3301人が死亡し、4792人が負傷、221人が行方不明であると発表しました。ただし、国内各地で抵抗勢力との内戦が続いていることから、実態の把握が困難な地域もあるとみられています。独立系メディアは2日時点で行方不明者が700人以上に上っていると伝えています。また、日本人1人とも依然として連絡が取れていないということです。

震源に近いザガイン地域の市街地に入った時事通信の通信員によりますと、現地の消防隊員は3日、マレーシアの援助隊と連携し、倒壊した高校の捜索活動を行っていました。消防隊員は「これまでに4人の遺体を見つけたが、さらに6人の遺体を運び出す必要がある」と述べています。また、別の建物では重機を使って解体を進める消防隊の姿も見られました。

国軍と抵抗勢力は2日までに一時停戦を発表しましたが、ミャンマーの人権状況に関する国連の専門家は4日、SNSのX(旧ツイッター)に「攻撃が再開されたという報告がある。国連安保理の開催を強く求める」と投稿しました。

ミャンマー国軍トップのミンアウンフライン総司令官は4日、隣国タイで開催されたベンガル湾地域の経済協力枠組み「BIMSTEC」の首脳会議に出席しました。この会議では、被災したミャンマーへの支援に関する共同声明が採択されました。東南アジア諸国連合(ASEAN)から排除されているミンアウンフライン氏の国際会議への参加は異例で、ミャンマー国内の抵抗勢力は「軍事政権の正統性を認めることになる」として強く批判しています。

また、今回の地震の影響で建設中の高層ビルが崩落したタイの首都バンコクでは、4日も捜索活動が続きました。現地では15人が死亡し、70人以上の行方が分かっていません。タイ当局は「がれきの撤去には1〜2カ月程度かかる見通しだ」としています。(時事通信)

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